ここでは、私宮下なりにブラジリアン柔術とは何かについて書いてみたいと思います。

関節技と絞め技、ポジショニング主体の格闘技

日本の柔道家の前田光世氏がブラジルに渡り、柔道技術や様々な格闘技経験の経験から得た技術をブラジル人に伝えたのがはじまりです。柔道着のような柔術衣を身に着け、関節技や絞め技を行う格闘技で 現在、ブラジルの各地で盛んにおこなわれています。 安全性やゲーム性、護身術性として日本でも人気があり、全日本選手権をはじめ、地方単位での大会も盛んに行われています。

護身術としての有効性

ブラジリアン柔術は格闘技であるため、相手を攻撃する手段を持っています。しかし、一方ではディフェンス技術も豊富で、自分が下になり不利な状況になっても、そのポジションから逃げたり、体勢をいれかえて有利なポジションに移動することが可能となります。また、相手を制するテクニックもあり、護身術としても非常に友好的です。

ダイエットとしての効果

ブラジリアン柔術はダイエットとしても効果があります。普通、有酸素運動でダイエットとなると、歩いたり、エアロバイクを漕ぐなど20分以上しなければいけません。しかし、それでは単調で3日坊主で飽きてしまう方が多いのが実情です。しかし、ブラジリアン柔術の基本練習では体全身や下半身を動かすメニューが豊富にあり、楽しみながら自然と有酸素運動ができます。