御茶ノ水柔術が考えていることはこれまでなかなか言語化、文章化されてきませんでした。
しかし、御茶ノ水柔術が何を目指しているのか、整理して伝える必要があると考え、書かせていただきます。
1.開かれた柔術教室
御茶ノ水柔術は、所属関係なし、老若男女、運動未経験でも誰しもが学べるブラジリアン柔術教室を目指しています。
なかには年に一回、出張などで一度きりといいう方もいるかと思います。
そのため、都度払い制を導入しています。
ここで老若男女と書きましたが、内容としては還暦を過ぎた運動未経験の方でもできるスキルや負荷で
且つ基本技術に特化しています。
というのも、年齢とともに椎間板などが老化していき、動きに制限がかかることがあります。
そのような状態で負荷がかかるような動きは怪我の恐れがあります。
また、スパーリングには興味なくて、レッスンだけ受けたい人がいるかと思いますので、
そのため、どの年代層でも、どの動機でもできて、なおかつブラジリアン柔術の技術が習得できることを目指しています。
2.スクール感覚、研究室のゼミ感覚
大学や大学院のように、講義や実験のようなレッスンもあれば、研究室のゼミでのディスカッションもできるような空気を目指しています。いわゆるラボといったところかと思います。
講義のようなレッスンというのは、理論を学び、
実験のような練習では、技の仕組みを体感してもらうといったことが狙いとなります。
また、自由な質問を活発にできる場にもしていきたいと思っています。
分からなかったり、疑問に思ったらすぐに聞けるよう場になることで、より理解が深まり、充実した時間になるかと思います。
そのような機会をどんどん提供していきたいと考えております。
3.全員が平等
ブラジリアン柔術では、上達順に帯色が変わるシステムがあります。しかし、ジムや練習会によっては、上の帯の人を先生のような扱いをしたり、インストラクターが特定の人とだけ仲良くするケースが見受けられます。
御茶ノ水柔術では、全員が対等というスタンスを取っています。
対等というのは、フレンドリーとは異なり、
つまり、親密になるというより、あくまでお互いの趣味をサポートしあうパートナーという感覚が理想的かなと思います。
また、インストラクターも先生と呼ばれる立場ですが、どんどん意見ぶつけて、ときにはディスカッションして、お互いが成長できるような感じが理想的に思います。