安全安心のためのチェックリスト

御茶ノ水柔術では未経験者が多くお越しになられます。安全安心に楽しんでもらうため、本人のみならず参加者の皆様にも意識していただけたらと思い、チェックリストを作りました。(20251007作成、追記予定あり)

全13項目のチェックリスト

□道場内では、主催者・指導者の指示に従うこと
□怪我をさせない・しないよう意識をすること
□スパーは勝ち負けよりも技術向上・交流を意識すること
□清潔な道着またはスポーツウェアを着用すること
□爪を短く切り、におい・衛生に配慮すること
□相手や初心者へのリスペクトを持ち、丁寧に接すること
□自分または他人が怪我をした場合、すぐに主催者に報告すること
□飲酒・薬物の影響下で練習に参加しないこと
□怪我・持病・体調不良など、申告すべき事項を伝えること
□スパーリング参加希望者や休憩意向者に自身の質問や研究などに人の時間を極端に奪わないこと
□勧誘について。宗教団体など特定の団体に勧誘することを目的に連絡先交換などをしないこと
□他の参加者・場所に迷惑をかけないこと
□聞かれもしないのに初心者等に技術を教えない、何かを強要しないこと

1.道場内では、主催者・指導者の指示に従うこと

基本的に自由にしてかまいません。ただ、ときにお願いをすることがあります。例えば、レッスンが終わったときに「15分後に次のグループが利用するので、お着換えをお願いします」、「隣の組とぶつかるから離れてやりましょう」、誰かが怪我したときに「ここを支えてあげてほしい」等指示することがあると思います。

2.怪我をさせない・しないよう意識をすること

これはとても大事で、ブラジリアン柔術では人と組み合い、関節技などを仕掛ける競技でもあります。スピーディーに動いたり、体重差があるときや関節技を仕掛けたときに、注意深く意識していただけると助かります。

3.スパーは勝ち負けよりも技術向上・交流を意識すること

スパーは普通にやると技術向上につながります。なので、さほど気にすることではないかと思います。

ただ、ムキになって乱暴な攻めをしたり、無理に我慢するのはよい練習ではないため、「あ、自分、ムキになっているな」「本来ならタップすべきところだな」とか自覚する程度でかまいません。

4.清潔な道着またはスポーツウェアを着用すること

前日に汗をかいた道着は雑菌がいっぱいで、相手に不快感、健康への阻害を与えかねません。常に清潔な道着、ウェアでご参加ください。

5.爪を短く切り、におい・衛生に配慮すること

これも4と共通しています。爪は相手への傷、自身の爪剥がれなど怪我につながるリスクがあります。短めに切りましょう。

6.相手や初心者へのリスペクトを持ち、丁寧に接すること

どんなに親しい練習メンバーでも初心者でも、相手をしてくれる方あってこその自分です。先輩後輩もなく平等で且つ「親しき中にも礼儀あり」という関係性のなかで、敬意をもって接してほしいと思います。

7.自分または他人が怪我をした場合、すぐに主催者に報告すること

主催者は責任者でもあります。怪我があったら、すぐに報告してください。応急処置、救急車の手配、スポーツ保険(加入者)の手続き、場合によっては注意なども行っていきます。

8・飲酒・薬物の影響下で練習に参加しないこと

こういった中で参加するのは、体調不良でパフォーマンスもよくなくご自身の健康のほか、相手に迷惑がかかる可能性があります。参加をご控えください。

9.怪我・持病・体調不良など、申告すべき事項を伝えること

7と共通している面もあります。例えば、膝の怪我、高血圧ほか持病ありましたら、遠慮なくおっしゃってください。「この準備体操は無理しないで見学で」と話したり、「これは右ひざに負担かかるから、代わりにこういう技やってみたら」と助言したりすることがあります。

10.スパーリング参加希望者や休憩意向者に人の時間を極端に奪わないこと

例えばスパーリング参加や見学や休憩したい人に「自分のため」に技の研究をお願いすることは相手次第でよしとしておりますが、例えば30分といった長時間自分だけの時間に相手を使うことはナンセンスに思います。おすすめなのは数分単位で自分が3分使ったら、相手に「技受けるけど、何かやりますか?」と提案してみることかなと思います。また、相手される方は「スパーに参加したいので、休憩させて」と堂々と言ってもかまいません。これにより、スパーリング参加したい人ができなかったり、休憩したいのに付き合ってしまい、休めないなんてこともなくなるかなと思います。

11,勧誘について。宗教団体など特定の団体に勧誘することを目的に連絡先交換などをしないこと

ここは練習をする場です、宗教や思想団体などへの勧誘は禁止しています。なので、お控えください。

12.他の参加者・場所に迷惑をかけないこと

御茶ノ水柔術では様々なグループと同じ場所で練習します。時間やエリア(体育館など利用するとき)をきっちり守るようお願いいたします。

13,聞かれもしないのに初心者等に技術を教えない、何かを強要しないこと

例えば、女性や初心者に技を教えだす経験の浅い方がいることがあります。あくまで聞かれたときや困ったときのみ対応していただき、聞かれなければご自身の向上のために充ててください。困っているようでしたら、インストラクターに「●さんにここを教えてもらえませんか?」と尋ねていただけますようお願いいたします。