背景

都内の柔術教室に通うTさんは、普段の柔道教室が立ち技が中心であったが、試合で、相手が技をかけて潰れるとき、自分から技を仕掛け、寝技の攻防になったとき、寝技にも勝機があるのではないかと思うようになった。

そんな中、練習仲間から「御茶ノ水ブラジリアン柔術スクール」の存在を知った。更に、指導者の宮下が柔道出身で、高専柔道の流れをくむ寝業研究会で柔道の寝技をしていたこと・ブラジリアン柔術黒帯ということから興味を覚え、通うようになった。

内容

内容は、いたって基本的なブラジリアン柔術の技術をレッスン。しかし、Tさんは柔道もやっていることから、柔道の試合に活かせる寝技テクニック等のレッスンもし、柔道・柔術ともにレベルアップが図れるような技術紹介や解説をしている。

ポイント

柔道の寝技にブラジリアン柔術の技術を生かすという着眼点がポイント。現に、柔道の全日本クラスの選手でさえも柔術を学んでいたり、柔道の試合では、十字固めで決める場面をよく見かける。ブラジリアン柔術の技術は、絞め、関節技の技術がより専門的であるため、柔道で使える場面が多い。